自由と共存


前項で「寮のようなもの」と示しましたが、学生や会社単位で行っている独身寮とは少々違いがあります。寮は共有スペースが大きく使用でき、専用設計であるシェアハウスと同じような作りになっています。ですが寮は基本的に、同じ学校、同じ会社という一定の括りがあります。働く(学ぶ)場所も、それ以降の時間も同じなのです。また寮のほとんどは食事つきであり、便利ではありますが社会人としては不便なこともあります。シェアハウスは住む場所が同じであっても、働く場所は違います。違う仕事、違う価値観を持った人と暮らしているのです。またあくまで個室以外をシェアしているものであり、それ以外は個人の自由です。他人と同じ家に住むためルールは存在しますが、寮のように細かく、そして厳しくは決められていません。

寮は男女が住むことはありませんが、シェアハウスはプライバシーが確保されているため、男女が同じ家に住んでいます。そのため出会いのきっかけになるケースも非常に多く、そのまま結婚するということも少なくありません。20代後半〜30代前半が過半数を占めており、一度一人暮らしを経験した人が多く、一人で暮らすよりシェアハウスのほうがメリットがあると感じているようです。